30度に迫る日が続き暑さも本格的ですね。

夏はどうなってしまうのでしょうか。

建物の温熱性能を実感できる季節でもあります。

熱中症など気をつけてみなさんご自愛ください。

十日町市（旧中里村）が誇るインダストリアルデザイナーで照明デザイナーであられる吉樂弘様。若くして渡米され成功を収めた方です。私と云えば田舎でお仕事をしていても日本中どこでも通用するようなモチベーションを持って日々努力し続けて来ましたがそれでもこの様な機会に恵まれるのは貴重な事でとても感謝しています。ありがとうございます！

昨年末に基礎工事が始まり春を待って建て方、大工工事と順調に工事の方進んでおります。クライアントの大切にしている事は一貫してディテール。そしてシンプルであること。田舎者が変なおめかしした様に成らないことを何度も口にしておられました。長年アメリカで暮らされてるだけでなく本当に良いものに触れ良い暮らしを手に入れ、起業され大成功されているクライアントさんです。私たちの力量が直球で試されます。いつも通りにではとても成功できません。それでも臆する事なく私としてはこれまで培った事を存分に発揮しつつ日本でしかお仕事させて頂いた事の無い自分の固定概念を破りながら、とにかく良いものに、クライアントのために。ここだけは決してブレず試行錯誤しながらみんなで懸命に取り組んでおります。とても刺激的です。昨年お話をいただき様々な事をクリアしながら全力疾走しています。今日の今もです。途中息が上がりそうな事も何度もありましたが真摯に向き合い順調に現場進行中です。幸いなことにこれまでとは違う方々に出会うきっかけにもなりました。構造設計では私程度のキャリアでは一生出会え無い様な方にお力添えいただき、何よりも姿勢の柔軟さとコチラの希望を真っ先に汲み取って回答していただく事。案件自体のクリティカルな部分を真っ先に共有して頂き内心驚きと感動してしまいました。一線でご活躍だけのことはあるなと私でも理解できた程です。一緒にお仕事できたのは私にとって財産です。自慢。

毎日暮らす住宅とは違い色々なハードルが普段の我々より低く感じる部分と高く感じる部分がありコストバランスはとても良い経験になりました。その分普段私たちが大切にしている部分の確証を改めて感じることができたり。実際経験しなければ得られないことが多いですね。いろんな意味で柔軟な判断が求められこれからの引き出しが増える事に繋げられれば最高です。こちらの物件完成具合も一入でしょう。図面たくさん描かなければなりません。汗。とは言え詳しくスタディ＆スタディで描く程、出来上がりに直結しますので私はその辺りが正直に楽しいところでもあります。

まだまだ気を抜く事なく進めてまいります。

現場に行ってエネルギーチャージし頑張ります！

100年続く工務店を目指して

SW.design yaezawa

大胆で整った架構。かっこいい。