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手しごと①

イベント開催に向けて

十日町もすっかり桜満開です!春ですね。

突然ですが雑誌BRUTUS好きです。面白そうな内容だと今でも時々購入します。

 

いつの号だったか民藝品の中でも木彫りの熊、お鷹ポッポの特集があり触手が伸びて購入しました。若手の作家さんが存在する木彫りの熊。それだけで興味津々でしたがその作品写真が本当に素敵でポップなものから荒々しいものまで家に置いておきたい調度品ど真ん中でした。物欲。結局十日町からでは入手困難な事ととても高価な事で割と気持ちよく諦めがついたのですが、インターネットでいろいろ検索しているうちに個人の方が手造りされている熊の置物が見つかりあまりの可愛らしさに画像を保存し、私達の自社大工が造っているクラフトであれば再現できそうだと思いあっという間に感で図面作成。それを手渡しお願いしたところ現場が始まり話はお流れに。諦めきれず手が空いたらいつかお願いします!と元気よくお願いして一年以上たったでしょうか。つい最近になり突然お知らせが。

 

既に量産体制!

 

画像のものはこれから開催される当社イベントで販売される予定です。お手にとって一度ご確認下さい。10倍サイズも欲しいところで当時作った図面がありました。出来上がりは1m超え。お日にちかなり頂きますが希望あれば価格応相談で受注生産できたらいいな!と願望半分書いておきます。角度を変えると個性が出てとても良い感じです。木材の質感、同じものが一つもないのが良い方に転んでどれも愛着の湧くものばかり。北海道は八雲町に木彫り熊資料館なるものまであるそうです。いつか行ってみたい所です。そもそも木彫り熊が始まったのは以下インターネットより抜粋

 

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1922(大正11)年、旅先のスイスで見つけた民芸品を見本として持ち帰り、農民たちの副業、生活向上のために木彫りを推奨したのが、そもそもの始まりだ。 当時、スイスの農民たちが観光客のために作っていたペザントアート(農民美術)を日本にも取り入れ、生活の中に文化を広める意識もあったのだろう。

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木彫り熊の始まりにこんな事があったのかと感心しました。

生活と美術。

遠い所にあるようで生まれる暮らしとの距離の近さ。

なんだか凄くわくわくするお話しです。

十日町らしい生活、暮らしの中に生活を潤う調度品を是非。

 

100年続く工務店を目指して

SW.design yaezawa

あっという間に馴染みました

お手元に是非