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建築の仕事③

建築写真を

行楽シーズンですね。何とか年内に1度キャンプに出掛ける予定です!

マルチグリドルを使うのが楽しみです。料理は愛情。

 

近ごろは出先で残したいものを見かけたらつぶさにスマートフォンを取り出して簡単に撮影できます。思い出に残しておけば後で見返したり、編集して遊んだり。なんだか身近になっている静止画撮影ですが建築写真はとても奥深く、写真の良し悪しで後でお伝えするイメージも大きく左右されます。美しい建築が実現させて頂けたなら、その良いところを余す事なく正しく美しいまま残したい。そんな考えで建築写真の大切さを認識しています。

 

室内を撮影するとなると広角の撮影が必要になりますので広角レンズを。それと重要なのは建築の仕事と同じで水平垂直。端正な印象をそのままお伝え出来ますのでとても大切です。私はRichoのカメラをずっと愛用していますが今でも現地調査用にGRDⅡ(結構古い)を専用広角レンズで、完成写真を撮る場合はGXR+A 16レンズキットにオリンパスの広角レンズです。今でも現役。10年くらい前にネットで探しに探して辿り着いたこのセットですが若干四隅がケラレてしまいます。それでも少しの調整で全く問題ありません。折角するのならばより良い事にチャレンジを。いつもそんな思考で仕事が楽しくなりますので20年近くRichoのデジタルカメラを使っています。リコーブルーの雰囲気、色味も好きですしそれを活かしてマジックアワーの撮影ではとても美しい写真が撮れます。

GRDはレンズカバーのみPENTAX。ワイドコンバージョンレンズはRicho純正品です。

 

所謂建築写真といいますと照度を少し落とした雰囲気が私は好みですので絞りとシャッタースピードのたった2つの機能を駆使して撮影します。決して完成したお宅が暗いわけではありませんのでご安心ください。撮り溜めた写真は小さな冊子もWEBでも残してありご覧いただけます。今後も大切な建築の仕事の1つと考えておりますので是非記念に残させて頂きたいです。願。

お引き渡しまで余裕がないと撮影出来ないこともままありますので少し余裕を持った工期、工程で。

肝心の我が家の写真だけ時間が無いのを言い訳にスマートフォンで撮影した画像のみですのでいつかきちんと撮り直したいです。6年越しの夢。

 

一生に一度の大切な家造りの完成写真を後世に残る一枚として残させてください。

 

100年続く工務店を目指して

SW.design yaezawa