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調度品②

日常に光る

10月から新潟県立万代島美術館にてイッタラ展が開催されますね。

巡回展で長崎に次ぐ開催です。前売り購入済み。

2019年に神奈川県立近大美術館  葉山で行われたカイ・フランク展に行きましたがとても素晴らしかったので本当に楽しみです。

 

分譲地での計画に日常生活を彩る調度品のご提案をさせて頂きたいのですがガラス製品の持つ、こと光を透過した時のなんとも言えない綺麗な感じが大好きです。食器はもちろん置物、花器、照明器具など意外と普段の生活日常のすぐそばに在るように思います。分譲地の設けた9つのルール(結構ゆるい)の中の一つで何がしかの採用を決めさせて頂いておりますが、楽しくお話しさせて頂ける内容だと思います。今お持ちの調度品や憧れのある製品など是非教えてください。

さて、参考になるようにと思い我が家にあるガラス製品ですが、以前このブログでもご紹介させて頂いたイッタラやホルムガードが多いです。

 

以前本社敷地内にあるアカソーコで開催したイベント時の状況です。専らお茶汲み要因。

 

サンウッドアカソーコ

https://goo.gl/maps/G3EHsWXY17uQ2QhL6

こちらでのイベント、取り組みもいずれご紹介を。

 

ごちゃごちゃしていますが手前にイッタラバード3つ。随分裕福な人が持て余してこういう物を購入するんだろうなと20代の頃に思っていましたが、コツコツと買い集めてみると気持ちも見え方も変わってきます。おいそれとコンビニエンスストアやスーパーに寄るような感覚では手元に置けませんが、それでも部屋に窓際にどんな所にでもちょこんと置いてあるだけでその場の品が良くなる様な感覚に陥ります。いや実際その場を彩り豊かな表情に替えてくれるのは間違いありません。体感です。

イッタラバードでなくても勿論そう。無理な背伸びをする必要は無くお気に入りの物であればそれが最高なのです。

無くても生きていけると思います、でもあったら日常は豊かになる。暮らしを真摯に考えるときそういうモノ、時間、場所に豊かさを取り入れるのは自然な事だと捉えています。内装仕上げに干渉し合う様な事が極力ないように、どんな物でも居心地よさそうに置いていただける様な建築をご提案させて頂きたいです。極端なトレンドカラーからイメージ形成に入るよりも、手持ちの調度品なども考えて日常の生活が繰り広げられる室内を一緒に想像し共有できたらとても幸せな計画になるでしょうね。そんなお仕事をさせて頂きたいです。その為にこの項目は設けられました。

 

どれだけイメージを共有出来るか。折り重なる様に思考を広げだんだんと出来上がっていくイメージが共通言語のように出来上がる。私の望む設計の仕事の理想の状態です。その為には何が必要で何を用意してお話に臨むか。こうやって自分なりに枝葉を広げ目的を達成できるように段取りをし、時にチャレンジが必要であれば目的達成のため、つまりオーナーさんの為に自然に行動に移します。やらない理由やデメリットの様な不確かなものだけを引き合いに出し、今までと同じ事ををして洗練されていかない事も周りにたくさん在りますが、私たちのさせて頂くお仕事はいつもそう、オーナーさんのお力になる事です。

 

日常に光る調度品をもって分譲地での十日町らしい注文住宅に生かす様な計画を!

そんな想いで必須項目に計上した次第です。

イッタラ展楽しみです。そのお話もいつかどこかでそのうちに。

 

100年続く工務店を目指して

SW.design yaezawa