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東京④

東京芸術劇場

お盆が終わってしまいましたね。

割としっかりサザエさん症候群ですがここから年末まで一気に駆け抜けたいです!

来月は都会への出張も控えていますので体調管理に留意しつつ空き時間に何が観られるか今から楽しみです。

 

もう一つだけ都会のお話です。お付き合いください。 

今月誕生月の私ですがそろそろ良い年齢になってきましたのでだんだん興味が湧いていたお芝居を観に。

無人駅を最寄り駅として育ったネイチャーを地で行く私からしたら1個の町並みかと思うほどの巨大な池袋駅。

駅直結の劇場で中に入ってお芝居を見たのは初めてです。

東京芸術劇場

 

池袋駅直結のこの劇場は昭和40年代の初めに芦原建築設計事務所に基本設計が委託され、87年から着工、90年10月にオープン

池袋ウェストゲートパークが目の前です。

この建物を特徴付けているのが、ホールを縦に積み重ねた積層型で大ホールは各ホールの中でも特に音楽専用ホールとしての機能が求められたため、そこで選ばれたのが平面配置ではなく積層システムという構造です。積層システムにすることで限られた敷地内に大きなアトリウムを実現させています。

この建物がとても素晴らしく昼間の外観も夜のサイン照明もとってもかっこいいです。

 

初代劇場監督で野田秀樹さんのお話し↓

https://www.geigeki.jp/about/greetings_artisticdirector.html

野田さんご本人が開演15分前くらいにバックを背負って颯爽と会場入りし自動販売機でお水を買っているところに遭遇。

 今思うと凄い余裕だなと感心しきりです。

プレイハウスという会場800人程のキャパで中ホールという事でした。レンガの内装などとてもかっこ良くそれだけで見惚れてしまいます。

距離感もとても近く舞台自体はマイク設備なしのオール地声での演目でミーハー全開、芸能人の地声を聴けてそれだけで楽しめます。

キチンとしたお芝居はあまり観る機会がなく東京でも2回目でとても楽しみでしたが2時間オーバーでも最後まで楽しめました。

いろんな要素が織り交ぜられ複雑に絡んでその伏線を回収していく。生身の演者の熱量も相まってとても感動しました。凄いもんですね。良い声。

 

そういえばチケットが電子チケットで初めての経験でした。転売防止のために増えていくのでしょうね。

これに電子判子を押して入場となるのですが普段稲穂の成長しか見たことのない私にはハイテック!過ぎてずっと目がまん丸でした。

東京の後は大阪だったかな。もう一度見たいです。DVDかBSか・・・

何度も見返して、それでも新たな発見がありそうです。小ネタもたくさんありました。

 

全然分譲地に関係無さそうなお話しですが、行く先々で建築やランドスケープまで気にしながらそれを楽しんでおります。

どこに暮らしていても情報は手元でいくらでも見られるような現代ですが、やはり実体験・体感に落とし込む、それを現地で目の前でインストールする行為に勝るものは無いと思います。アップデート。見たような、知ったような気分で揚々とお話しされる方も多いですが経験がモノをいうと言うのはこう言う事なのでしょうね。当たり前すぎて特別気を張っている事もなくやっていて寧ろそれが楽しみですら有りますので良い職業を選んだのかもしれませんね。感謝。

 

分譲地のネタ切れなのではなくてお話しは沢山あるのですが兎に角忙しくさせて頂いておりまして時間が取れない状況が続いておりますが、自宅の美しい架構を用いた民家型工法のお話しや新たな物件のお話などたくさんありますので別の機会に是非。

特別に暑い日が続きます、みなさんお身体に気をつけてゆく夏をお楽しみ下さい。

 

100年続く工務店を目指して

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